sipenの日記

居酒屋で勤務していて、いろいろ感じる。そんな三十路近い一般社員の気持ち、考えを書いた日記

居酒屋では安いを売りにすると流行る⁈

最近の居酒屋さんは安いお店が増え、

外食にもあまりお金をかけずに楽しめるようになりました。

駅前で好立地のお店でも生ビールが1杯190円とか、

ハッピーアワーで早めの時間だと1杯100円とかも見かけたりします。

お客さんの立場としては、パッと見うれしいものですが、

果たしてこういう流れをいいことでしょうか⁈

少し書いていきたいと思います。

大量仕入れしているから安く仕入れられる⁈

大手チェーン居酒屋だと店舗数も多く、そのため同じ食材を

大量に仕入れるから安くなり、だから私たちお客様にも

安く提供できるなんて聞いたことあると思います。

ですが、本当にそうでしょうか⁈

例えば野菜なんかは、大量に仕入れようが

取れる数が爆発的に増えるわけではないので

農家さんが安く販売することはないんではないでしょうか⁈

もっと言うと、家電量販店がテレビを大量に仕入れても

1台当たりの仕入れ値は安くならないと思います。

スケールメリットがあるとすれば、仕入れ値ではなく、

流通コストのほうで、送料がかからないといったところではないでしょうか⁈

(ネットで何か買うと、何円以上で送料無料的なやつ)

職人を雇うと人件費がかかるのでアルバイトが多い。

大手の飲食チェーンだとセントラルキッチンといい、

自社で工場を持っています。そこで、調理、加工をし

その食材を各お店ごとに配送しています。

sipenが勤めているお店でも、大きくない会社ですが

セントラルキッチンがあり、そこで調理、加工しています。

会社が大きくないので、まさか居酒屋に就職して、

配送に行くとは思っていなかったです。。

それくらい、小さい会社でもセントラルキッチンで調理、加工

しているので、現場のお店がやる仕事は、大手になればなるほど、

料理の盛り付け位になります。

sipenが以前勤めていた飲食会社は包丁をほとんど触ることがなく

sipenはそれが嫌で辞めました。。

キッチンでやる仕事が盛り付けくらいなので、

当然職人さんは必要ないですね。

鳥貴族の話!!

sipenは焼き鳥が好きで、よく鳥貴族に行っては焼き鳥を食べていました。

安くて、うまくて焼き鳥もでかいそんな鳥貴族が好きでしたが、

最近はあまり行かなくなりました。

鳥のことを少し勉強し、まだまだ鳥をさばけるレベルではないですが、

鳥貴族の鳥の処理の仕方を見ると、行く気がなくなってしまいました。。

やはり安いので、コスパはいいのかなと思います。

まとめ

今は外食に何を求めているのか、真に問われているところに

来ていると思います。

おいしいものも食べたいけど、価格が高いのはちょっとという

コスパ重視な考え方がこの安い居酒屋を誕生させたのでは、

ないでしょうか⁈

おいしいものは少し高いお金を払ってでもいいという考え方も

必要で、この考え方が広く広まると、また外食産業に

おいしい料理が並んでくると思います。

以上です。

家で、おいしい料理を日々開発中です。