sipenの日記

居酒屋で勤務していて、いろいろ感じる。そんな三十路近い一般社員の気持ち、考えを書いた日記

石の上にも3年なのね。。

どうも。

 

今日は他店にヘルプということで、火事の時にお世話になった店舗で

働いてまいりました。

 

当然僕が辞めるということは知っていて、挨拶するなり

そのことを聞かれました。

 

僕は結構ひどいことをしていて、

「辞める」と最初に言った人は、店長でもなく、直属のマネージャーでもなく、

さらには同じ店舗の社員でもなく、つい数か月前まで東京で働いていた、

他の店舗のマネージャーでした。

 

辞めるとなかなか言い出せず、

悩んでいるときにたまたま会った

東京のマネージャー。

 

その人に辞めたいと伝え、

直属のマネージャーと話の場を設けてもらい、

そこでマネージャーに辞めると伝えました。

 

振り返ると直属のマネージャーにはひどいことをしたと思います。

ですが本当に毎日悩んでいました。

退社代行サービスが流行るのもわかる気がします。

それぐらい悩んでいました。

 

そこで他店では僕が辞めるという話を聞かれました。

そこで他店の店長に言われたのが、

「石の上にも3年じゃろ。」

 

めちゃくちゃわかります。

僕の中では今のところ、ここの会社に来て何も得ていないと思っています。

たかが8か月。。。

 

やっぱりそうだよね。

周りが何とか持ち上げようしてくれるやさしさ。

 

その優しさをぶち壊してまで言うこのセリフ。

この人はまっすぐな人だと思いました。

 

僕は聞きました。

「この会社を辞めたいと思ったことはないのですか?」と。

 

他の社員さんはこう言いました。

「思ったことがあって、会社に内緒で転職活動をしていた。

転職活動中は、現職中なので聞きたいこと(給料とか労働時間それにボーナス)を

ストレートに聞けた。

結果今の会社と変わらないじゃんと思い、そのまま残って今に至る。」と。

 

僕と一緒です。

僕も影で転職活動をしていました。

違うのは僕はそこで辞めると決断したこと。

 

その社員とは過程が一緒だと。。

 

この人はきっと僕の気持ちが言わずともわかる人だと。

初絡みでしたがわかりました。

 

他店の店長は違いました

「実際に一度辞めている。それは家庭の事情で辞めた。(中略)

辞めたいと思ったことはない、一緒に仕事する人が合わないときは

負けん気でその人を超えようと頑張る。」

 

どうやら過去にその家庭の事情で、

社長に恩があるらしい。

 

その恩を返すために頑張って働いているとか。。

 

その話を聞いて、なにかノンフィクション物語を聞いているかのような

印象を受け、立派だと思ったが、、

僕は社長に恩はない。。

 

恩で仕事をしているわけじゃない。

 

確かに恩があってその恩を返すために必死で働くことは、

幸せだと思う。

 

だが僕にはない。

ってか、そんな恩を作りたくない。

 

しっかりとした契約で働きたいし、

その契約の元働いて、やっぱり納得いかないし続けられないっていうほうが

大事じゃない?

 

これだけ人を募集して採用して続かないのは

みな社長に恩がないから。

 

勝手に恩をつけられても困るし、

人が続かないんだったら労働環境よくしようよって

寂しいことおもってしまう。

 

最初は小さい店から始まったかも知らんが、

大きくなってきたらそれじゃ厳しくないかなと思う。

 

そして自分が辞めることは間違いじゃなかったと思う。

 

ひどい言い方だが、それじゃヤクザの飼い殺しの一歩手前。

 

紙一重で美談だが、紙一重で悪徳。。

 

どちらにせよ、僕には誰がために働くと言えば、

違う人だから、辞めるが正解かなと思う。

 

石の上にも3年。。

 

考え方によっては悪徳。。