sipenの日記

居酒屋で勤務していて、いろいろ感じる。そんな三十路近い一般社員の気持ち、考えを書いた日記

飲食店にも最近ESが見直されてきたんだなー

今月5.6日にスシローがほぼ全店

閉店したことがニュースになりました。

これはES(従業員満足度)の向上を目指しての

取り組みだとは思いますが、

2日間で10億円程の売上損失を出しながらの

この選択は非常に素晴らしいと思います。

飲食業界といえば、

有効求人倍率が他の業態の約2倍ほど

(求人者1人に対し大体4社ほど募集が来ます)

そして3年以内の離職者が約50%

(3年以内に2人のうち1人は辞めます)

という常に人手不足の環境であるといえます。

そういう状況なので

会社もESの重要性に気付いてきています。

sipenもいろいろな会社のESアップ制度を

経験してきたので書きたいと思います。

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あー満足満足

会社表彰制度

現場でのオペレーション能力を

大会形式に系列店と競うというものです。

主にアルバイトのES向上を目指していましたが

結構アルバイトからは冷ややかな目で見られていて、

社員の私たちは何とかして店の代表として

エントリーしてくれと必死でした。

社員にとっては、仕事が増えるっていう考え方が

多くて、楽しそうなのは本部の人たちだけ

っていう印象がありました。

賞金とかもあったので一部の

アルバイトはやる気満々でしたけど

ほんの一部のアルバイトだけでしたね。。

外部の教育制度

前の会社ですが

月に一回外部のサービス業専門の教育会社に

行き、そこで座学のような勉強をするっていうのも

ありました。

費用は会社持ちなので、タダでいろいろ勉強できる

っていうメリットはありました。

自分の学びたい講座を選べるというのは

魅力的でした。

しかもその会社は、勉強時間も

出勤扱いになるので、勉強しながら

給料も入るというダブルで

メリットがありました。

ただ、現場の営業がメインなので、

なかなか自分の受けたい講義を

取ることができず、

さらには人手不足の店舗は

受けるのが難しく、浸透はしていませんでした。

現場はしっかり守りたいっていう社員が

多く、そんな時間ないわーって

本音かどうかわかりませんが

受けない人がほとんどでした。

(そもそもそんな制度あったっけ?

っていう人もちらほら。)

大型連休制度

有給休暇を消費して、1週間ほど休みがもらえる制度です。

大体年1回ですが、これはマジでありがたかったです。

飲食店ってマジで有給消化しません‼

本部側から1週間休みを取れと強制

していても、取る社員って少ないんですよ。

取れない雰囲気じゃなくて

取れ‼なのにどうして取らないのでしょう??

まとめ

転職して今の会社はまだまだ小さい会社なので、

こういったES向上の取り組みはまだないです。

ですが、ES向上を狙って、作った取り組みでも

現場からしてみれば、むしろ下がるんだけどー

みたいなものも多くあります。

最近は社員旅行よりも、

そんなん行く暇あったら休みをくれー

みたいな時代ですから、

基本休みが増える取り組みのほうが

いいかもしれませんねー

また、休むのがもったいないなら

店舗ごとに飲み会代とかいって

月にいくらかを会社が負担して、

1ヶ月もしくは半年でもいいから

飲み会みたいなものを現場のスタッフだけで

開くっていうのも、何にも生まれないと

思いますが、日々のストレスを解消できて

いいかもです。

以上 sipenでした。

やりがい見つければ、

自然にESは上がっていくと

思いますが、、

やりがい見つけるのが一苦労。。